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引っ越し業者のチラシは費用対効果が非常に高い
引っ越し業者のチラシは成約につながるレスポンス率がそれほど高いわけではないのですが、費用対効果が非常に高いことで知られています。
ピザなどの宅配業者のチラシの場合、レスポンス率は1%を優に超えるのですが、引っ越し業者のレスポンス率は0.1%以下とその差は10倍以上にもなります。
それで費用対効果が高いのは単価が高いからなんです。引越費用は4人家族の場合、10万円を軽く超える場合がほとんどです。
宅配ピザの場合、注文1回あたりの単価が2000円~3000円ほどですので、引っ越し業者と比較すると50倍も価格差があることがわかります。
両方のチラシを5,000枚配布した場合、ピザの注文数が50件、引っ越しの依頼が3件程度だとすると、宅配ピザ店の売り上げは10万~15万円なのに対して引っ越し業者の売り上げは30万円以上になりますね。引っ越し業者のチラシは費用対効果がとても高いことがわかりますよね。
引っ越し業者のチラシサイズはどれくらいが妥当か
引っ越し業者のチラシは他の業種のチラシと比較すると小さ目のものが多いようです。大きなチラシを必要としないのは、引っ越し業者のチラシの目的が違うからなんです。
引っ越し業者は知名度を上げることが大切だと考えているので、とにかく電話がもらえるようなチラシを作成します。引っ越しを考えている人が欲しい情報は引っ越し業者の連絡先なんです。
連絡先が分かれば電話をして見積もりを取ることができるので、契約につながりやすくなります。大きくてもA4サイズくらいまでのチラシのほうが効果が出やすいんですね。
集合住宅を商圏にするのが効果的
引っ越し業者のチラシのターゲットになるのが、これから引っ越しを考えている人です。新築住宅が立ち並んでいる地域にポスティングをしても、引っ越しをする見込みは非常に小さいのでほとんど意味がないんですよね。
むしろ集合住宅のほうが効果がアップします。賃貸の公団住宅や県営住宅、マンションやアパートなら引っ越しをする可能性が高いので、契約につながる確率が高くなります。
引っ越し業者がポスティングをする場合には、前述のような地域にターゲットを絞りこみます。団地のポストに引っ越し業者のチラシが頻繁に入れられているのはそのためなんです。
高度経済成長期に建設された集合住宅は建て替え需要が高くなっているので、そのような地域でのポスティングも効果があります。