配布戸数の決め方
会社の近くのマンション数軒、会社と同じ町内の戸建て住宅。このくらいの規模なら自分たちの力でポスティングすることも可能ですが、100軒を超えてくると、費用が発生することを考えても、ポスティング専門業者に依頼するほうが宣伝効率は良くなります。
実際に配布する枚数の決め方ですが、配布するエリアが大きくなれば、ポスティング業者に問い合わせることで答えが出ます。ポスティング専門の業者は独自のシステムで、希望するエリアにある住戸数や住んでいる人の年齢層などの情報を分析しています。
そのデータを使えば、最終的にどのくらいの枚数を配ればよいのかが分かります。
ある地域の世帯数を1,000戸とし、年齢層や住居形態にかかわらず全戸にポスティングをしたい場合、ポスティング業者からは1,000戸に配布が可能という答えが返ってくることはありません。
その戸数の7割から8割に配布可能という答えが出ます。なぜならば、マンション等の集合住宅ではポスティングが禁止されているところもあり、また、道路に面した部分にポストの設置がない家もあるからです。
ポスティングできない数を差し引いて、7割から8割という答えが返ってきます。配布戸数の決め方は、この答えを参考に決めていくことができます。
配布期間はどのくらい?
ポスティングは人の手で配られるものですから、一気にすべて完了するものではありません。そのため、キャンペーン期間など、期間限定のサービスを打ち出したチラシをポスティングしたい場合には、ポスティングにかかる日数も考慮する必要があります。
キャンペーン期間が1週間程度(短期)の場合には、キャンペーン開始日より1週間前からポスティングを開始し、キャンペーン開始日前後にすべて配り終えるといったスケジュールが効果的です。
あまりに早く配り始めても、キャンペーン開始日までに内容を忘れられるおそれがあるからです。キャンペーンが1ヶ月以上にわたる長期の場合には、キャンペーン期間中もホットな情報としてポスティングを続けると効果的です。
紙のチラシは特性として、広告効果が持続しないというデメリットがあります。キャンペーン開始前の告知のみでは、期間全体にわたってチラシの効果を持続させることができません。そのため、キャンペーン期間の中旬ごろまでポスティングを継続することで、チラシのレスポンス低下を防ぐことが可能です。
このような効果的なスケジューリングもポスティングを成功させる秘訣となります。どのように配れば効果が高いかはポスティング専門業者に遠慮なく相談してみましょう。